法人理念・方針
ごあいさつ
陽だまりの会の2代目理事長を務めさせていただきます福地輝男と申します。
私の家族が統合失調症を患っていた叔父と一緒に暮らしていたことから、幼いころから心の病とその生きづらさを持つ方々(精神障害を持つ方々)との関りがありました。
その関りの中で私が学んできたことは「精神疾患は誰もがなり得る」ということ。そして「他人事ではない」ということです。当時は障害福祉サービスもなく、地域の偏見もあり、優しく真面目な叔父が気の毒で仕方がありませんでした。
私は心の病とその生きづらさを持つ方たち(精神障害を持つ方たち)が「地域で自分なりに普通に暮らせるようにしたい」「それが出来得る優しい社会を作りたい」「それを理解して一緒に活動してくれる人を作りたい」と思い、一般企業で18年ほど社会経験を積ませて頂いたのちにこの仕事に就きました。
それが出来得る施設を作るために、借金を背負いリスクに臆することなく「人助け事業を行う覚悟」で陽だまりの会の2代目を継がせて頂きました。未熟者では御座いますが、皆様に学ばせていただき、ご協力を頂き、精いっぱい務めさせて頂きます。
理事長 福地 輝男
基本理念
【基本理念】
●精神障害を持つ方が、地域の中で楽しく安心し、自分らしく生活できるように支援する。
【陽だまりの会の願い】
●精神障害を持つ方が地域で安心して過ごせる「陽だまり」を作りたい。
みんなが「陽だまり」で楽しく充実した毎日を過ごしてもらいたい。
【スローガン】
●みんなで陽だまりをつくろう。
ぬくもりのある暖かい場所をつくろう。
運営方針
●地域貢献
地域の方々に精神障害を持つ方を理解して頂けるように、積極的な地域交流・地域貢献をおこなう。
●自立支援
精神障害を持つ方が、地域の中で普通に暮らせるように支援する。
●社会参加
仲間や地域との交流、経済活動への参加を通して、協調性や社会性などを身に付けられるように支援する。
陽だまりの地域精神保健福祉活動
陽だまりの会の職員は基本理念を基に、運営方針に沿って下記のとおり地域精神保健福祉の支援等業務をおこないます。
- 精神保健福祉の知識と技術を学び、精神障害を理解し、法人の理念・方針に沿って支援等の業務をおこないます。
- 精神保健福祉の専門的な考え方と地域や社会の一般的な考え方の両方の視点を持ちながら業務をおこないます。
- 「自分で出来ることは自分でおこなう」「一人で難しいことは一緒におこなう」という「自助・共助・公助」の視点で自立支援をおこないます。
- 利用者一人ひとりを尊重し「利用者本位」「利用者中心」の支援をおこないます。